自分らしく生きるとは
僕の知り合いに、40代でスポーツカーを買う決意をして実行した人がいます。
その人によると、
「自分はもう４０になった。おそらくこの時期を逃したら、2度とスポーツカーを新車で買うなんて無理だと思ったんだ。」
話を聞いていくうちに、自分らしく生きていくっていうことについて考えさせられました。
今僕は、３５年ローンを抱えて子供４人を養って毎日毎日を必死に生きています。会社でも中堅のポジションになり、ストレスも５年前とは比べ物にならないくらい。
この状況下で同じことをできるかというと、自分にはできないですね。
ただ、その知り合いが新車のスポーツカーを買うっていうことは、うらやましいなとも思います。
人生って、その時しかできないことがある。
その瞬間を逃したら、一生なし得ないこともある。
いわば決断しないといけないわけですが、守るものが多くなるとその一歩が踏み出せなくなる。
今の自分に本当に満足しているか？
社会人になってからは、あっという間に時間っていうのは過ぎていきます。
そんな中、今の自分に本当に満足しているか？といわれると、はっきりYESと答えられない人の方が多いでしょう。
40代でスポーツカーを買う決意をした人は、その壁を少し破って自分に正直になったんでしょう。
では僕はどうなのかというと、子供たちに囲まれて子供たちといろんな体験ができて嬉しいと思うところも大きいですが、自分自身がどんどんおざなりになっていってるところもあるなとも思います。
僕もスポーツカーをまた買ってみたいという気持ちもあります。それこそもっと年を取ってしまったら日常的にスポーツカーに乗るなんていうことは難しくなるでしょう。
だったら今しかできないことをやる。これも大切なんじゃないのかって。
今、その時を楽しめる人間になれ
僕はブログを書くようになってから、割と積極的になりました。
まずはその体験自体が、ネタになる。そしてやらず嫌いだった自分にも気づかされた。
ウインタースポーツなんか大嫌いだったんですが、今では楽しくてしょうがない自分がいます。
でもこういうのってはじめの一歩がすごく重たいんですよね。初めてしまえばそれこそたいしたことじゃないんです。
そして、その楽しさっていうのが想像以上に楽しかったもので、あーあ。なんで今までやってこなかったんだろう。って、後悔することだってある。
人生先のことを考えすぎても面白くない。今しかできないことは今精一杯楽しむべきなんですよ。
僕もブログで自分自身力をつけたら、もっといろんなことをやりたい。そのために今を精一杯楽しむことにするのです。
老後にできるという考えは捨てた方がいい
よく第二の人生で楽しもうと思っている。という人がいます。ま、今までの僕もその部類だったんですけどね。
ただ、うちの親父がそうだったんですが親父は第二の人生がスタートした瞬間に交通事故で亡くなってしまった。
第二の人生というけれど、それが平等に訪れるなんて保証はありません。そして、今できることが老後にできるのかというとそうでもない。
おいしいものを食べたくても、胃腸が弱っているかもしれない。どこかへ行きたくても足腰が弱っているかもしれない。
自分が２０年後にどうなっているかを想像したら、やはり今やったほうがいいと思えることはどんどんやるべきなのであります。