学校で習った男女平等
男女平等という言葉、小学校か中学校で確か初めて習った記憶があります。その昔、日本でも歴史的に見て男尊女卑という側面があった。
これはおかしい!ということで、社会が男女平等へと少しずつ動いてきたとそんなニュアンスだったと思うんです。違いましたっけ?
実際の社会ではどうなのかっていうと、まだ完全に男女平等とは言い切れないながらも、以前に比べて改善はされてきているかなっていうところが僕の感じるところです。
僕がお世話になっている会社でも社員が150人規模くらいあるわけですが、9割以上が男性社員です。女性の社員は本当に数えるほどしかいない。まあ業種的に見て、男社会な現場系だからというのもありますけど・・。
取引先の会社などを見渡しても、女性の管理職というのはやはり男性に比べて見かけません。重要なポストには男が就いているのが今の現状ではないですかね・・。
育児休暇は男は取りにくい
逆のパターンで考えると、育児休暇。これを例に挙げてみると、男が育児休暇ってものすごく取りづらい風潮が社会には根強く残っています。
僕自身子供がたくさんいるので、本当なら育児休暇を取りたい!ですが、会社で誰一人男で育児休暇をとった人間はいません。僕も小心者ですので(悲)、
「課長!育児休暇を取らせてください!」
なんて声を上げることはできなかったりします。社会が男女平等へと進んでいくのであれば、男が育児休暇を取りやすい社会にもしてもらいたいなって。ま、僕はもう育児休暇をとる時期は終わってきましたが、後に続く連中を考えれば男の育児休暇を取りやすい環境を作ってあげたいなと。
だって赤ちゃんって大変なんですよ!?知ってます?
うちの子供達に限っていうと、とにかく眠りが浅い。寝たと思っても2時間から3時間くらいで目が覚めるんです。その都度奥さんが起きて母乳をあげる。
もう奥さん睡眠不足ですよ。子供がね一人だけならいいんです。赤ちゃんと同じ生活をすればいいわけですから。赤ちゃんが寝てるときに一緒に寝る。これができれば問題ない。
ただ兄弟がいるとこれができなくなるんですよ。赤ちゃんが寝ていても起こしたり、赤ちゃんが寝ているときに母親に甘えてきたりする。そうなると、奥さんはゆっくりと休むことができなくて慢性的な睡眠不足になる。
こんなことをもう我が家では10年以上続いているのです。そんなとき、夫が育児休暇を取れていれば赤ちゃんの面倒を夜中は交代で見たりできるでしょう。
これは大きな違いなんですよ。
男は出産は立ち会って、そこから育休に入れる社会へ
僕は子供達の出産には全て立ち会いました。やはりその瞬間は奥さんのそばに居て、生命の誕生を見届けたかった。
ですが、10年前でも出産の立ち会いにすら社会は否定的でしたね。いいじゃないですかね!立ち会ったって。
いや、出産の立ち会いは必須です。これからの時代はそこから育休に入るべきです。やはりきっかけがないと育休を取りにくいでしょう。
なので出産に立ち会って、そこから2ヶ月くらいは育休に突入できるようにしてほしいですよね。そんなホワイトな企業は日本を見渡してもあるかどうかわかりませんけど・・。
男女平等と男の育児休暇
会社っていうものの存在意義の1つに社会貢献というものが含まれていると思うんですよ。会社なら当然利益を追従するのは当たり前ですが、地域のゴミ拾いとかそういった社会貢献ですよね。
その一環として、出産・育児という側面にもどんどん積極的になっていってほしい。
社員に子供が生まれる。そりゃ素敵なことではないですか。子供が生まれると人間変わりますよ。まずは親にならないといけないわけで、責任感が芽生えてきます。
人として成長できるんですよ。いいことです。子供が生まれるとそりゃ予期せぬ事件も起こったりしますが、それらをひっくるめて過ごしやすい社会がこないものか。
そうでもしないと日本の少子化は歯止めが効かなくなりますからね。子供が少ないと嘆いているよりは社会全体で社会問題として取り上げてもらえれば感動です。
あと10年もしたら男が当たり前に育児休暇を取れる社会になっていてほしいなと、そんな願いを込めて本日の記事を終わりたいと思います。ぐっじょぶ!