タバコという嗜好品
世の中喫煙家には肩身がせまーい時代になってきました。
どうしてタバコなんか吸うんだろう?
禁煙というか、タバコを吸わない人から見れば??マークしかつかないことだと思います。
僕は現在タバコを嗜んでいます。
そして禁煙も7年ちょっとくらいしました。喫煙をコントロールできるようになってきていますが、なんでタバコを吸うのか?吸うようになったのかを喫煙者目線で語ってみたいと思います。
タバコの入り口は悪っぽいイメージから
僕の両親はタバコを吸っていたんです。
日常的に喫煙シーンを子供ながら見ていると、
「タバコって臭いけどうまいのかなぁ?」
と素朴な疑問が生まれてくるんです。そして少年漫画などに出てくる喫煙シーン。ちょい悪なキャラがタバコを吸ったりしますよね?
タバコ=チョイ悪というイメージで、
なんとなくかっこいいな・・・。なんて憧れを抱くようになりました。
最初の一口は地獄のようにマズイ
好奇心から初めて自分でタバコを買って火をつけてみる。
漫画のキャラクターが吸っているようにタバコを吸ってみると・・
ゴホッゴホッ
タバコの吸い方が全くわからず、いきなり吸い込んではむせてしまう。そしてタバコの煙の味が最悪にマズイわけです。
うわーなんでこんなにマズイもん吸ってるんだろ?
初めてタバコを吸った時に、おそらくみんな同じ印象を持つと思うんです。
ここで引き返す人も多いでしょう。ですが、辛抱強く吸い続けていくと、タバコの味がわかるようになってくる。
タバコの味がわかるようになるのが、大体1箱〜2箱くらいを吸った時ですね。
タバコの味が美味いと思ってしまったら立派な喫煙家です。こうやってタバコへの扉は開かれていくわけです。
タバコはどんな時に吸うのが美味いのか?
ではタバコはどんな時に吸うのが美味いのか?
最強に美味しいとされるのが食後の一服です。
何故食後の一服が美味しいのかというと、ご飯の後味とタバコの煙がうまーく混ざり合って美味しく感じるのです。
特にこってりした食べ物を食べた後の方が美味しく感じます。
あとビールや炭酸飲料を飲んでいる最中も美味しくタバコは吸えます。
これは適度に喉を潤しながら吸うことによって、喉の負担を軽減している効果もあるかもしれません。
連続してタバコを吸うのは2本くらいまででしょう。
2本を超えて火をつけると、味はまったく美味しく感じません。それでも吸うというのは、イライラした気持ちを抑えるとかそういった意味で火をつけている人が多いとおもいます。
こういう人はおそらく1日に1箱以上吸う人たちです。俗に言うヘビースモーカーですね。
僕は現在1日に5本も吸いません。
タバコってある程度我慢して吸った方が美味しいんです。
何故禁煙できないか?
では喫煙家が何故禁煙できないか?禁煙しようと思ってもやはりニコチン中毒になっていると止めにくいです。
僕は休煙をたまにします。でも期間が1年とかこの前は7年など長期にわたってやめたりします。禁煙できない人ってそれこそ1ヶ月も持たないケースが多いです。
禁煙するにはコツが必要です。
まずはきっかけが来るのを待つということ。
このきっかけは風邪をひくということです。風邪をひいて喉が痛くなったらしめたもの。タバコなんか吸いたいと思わなくなる。
これを利用してやめちゃうのです。なかなか風邪をひかない人は、無理やり10本くらい連続で吸ってタバコなんかしばらく見たくもないという状況を作ってやめる。
あとはタバコを自分の世界から消すということ。例えばいつもコンビニでタバコを買っているのなら、タバコを売っているお店には近寄らない。
禁煙も3日目くらいまでがきついです。それを超えると、気持ちは安定してきますから。あとはいかに自然体でいられるかです。
いつでも吸ってもいいんだよと自分にルールを課しておけばやめやすいです。何が何でも禁煙しないといけない!と思っている人はやめられません。
喫煙はルールを守ること
今僕は電子タバコやらタバコやらを嗜んでいます。ですが、ルールは守って吸っています。
まずは吸ってはいけない場所では吸わないということ。
そして、タバコを吸っている人の前では一切吸わない。
僕はタバコを禁煙していた時、とにかくタバコの臭いが気になりました。その経験があるからこそ、禁煙家の前ではタバコは吸わないようにしています。
会社の飲み会とかでも。つい飲み会になるとタバコに火をつけがちですが、中に一人でも吸っていない人がいたらその場所で吸うべきではありません。
喫煙家オンリーの席ならOKですけどね。
タバコって、高速道路などの超渋滞時に吸った1本にどれだけ救われるか・・・・。仕事が行き詰まった時に吸う1本にどれだけ救われるか・・。
喫煙家にとっては精神安定剤の役割も果たしていると思います。ですが、吸わない人にとっては煙たがれるだけなので、節度を守って吸いたいものですね。