教習所で習うS字とクランク
自動車教習所に通って、普通免許をとった人はわかると思いますが教習項目の中に
「S字」
「クランク」
というものがあります。
図の通りS字型とクラン型の道を車で走る項目です。僕の時代は仮免許試験に出てきました。
S字はそんなに難しくないんですが、クランクは進入時のハンドルさばきを誤ると一発で抜けられません。
教習所に通ってる時は
「こんなこと練習して意味があるんかな?」
って思っていたんです。
実際免許をとってもう20年ほど経過してきましたが、クランクはありました。知っている道で、まさにこりゃクランクじゃないか!
という道があったんです。ですが、S字に関しては一度も遭遇したことがなかった。
免許をとって初めてS字に遭遇した
どうですか?S字カーブでしょう。
とうとう初めてS字カーブというものに遭遇しましたよ。
ああ、教習所で習ったことは無駄じゃなかったんだ・・。一体こんな技術なんに使うんだよ?って思っていたんです。
S字カーブの意味
ではなんでS字カーブなんか必要なのかなって思ったんです。
実際に通ってみたらなんとなく答えが見えてきた。
このS字カーブは橋の上でした。当然対向車とすれ違うことは無理。車は1台しか通れないスペースです。
普通の道にすればいいじゃん。って思うところなんですが、出口がかなり急勾配なんですよ。
つまりこのS字カーブは意図的に減速させる意味合いを持っている。ということですね。
この橋を勢い良く渡ったら、おそらく車はジャンプします。
そのくらい出口が下り坂なんですよ。
反対側から進入したとすると、おそらく車の下廻りをぶつけちゃうことは間違いない。
危険だからスピードを落とすためにS字にしてある。
そういうことなんですね〜。いやー長年のもやもやがとれました。
実際の道を走ってみるとよーくわかります。
免許をとって20年。初めてS字カーブに遭遇しましたが、まあ簡単ですね。
クランクの方がよっぽど難しいと思うよ。
そんなことで教習所に通ってる方!あなたが学んでいるS字とクランクは意味のあるものなのです。ご心配なく!