飲み会の翌日は要注意
年末年始になると忘年会やら新年会やらととかく飲みの席が多くなります。
都会に住んでいる人ならあまり関係のないことですが、田舎では車が生活の必需品です。車を運転するドライバーにとって、飲酒運転は御法度以外の何物でもありません。
ただ、その認識がまだまだ甘いと言わざるを得ない人たちがいるのも事実。
ここで問題にしたいのは、飲み会の翌日のことになります。
飲み会の翌日、アルコールが抜けてない可能性が有る
僕がここで問題提起したいのは、各種飲み会の次の日のことです。
飲み会の時は、タクシーや代行で家路に着いたとします。これは全然問題ありませんね。でもって、家でお風呂に入って眠って朝が来た。
さあそれでは今日も元気にいってきまーす!と車のハンドルを握るあなた。
お酒、残っていませんか?
っていうか、そこそこ飲んだ人は残っているんです。アルコール。
サッポロビールのサイトにアルコールが抜ける時間についての記事があります。
よく言われることですが、缶ビール350mlを飲んでアルコールが抜けるまでの時間ですが成人男性でも2時間〜3時間程度かかるわけです。
これには個人差があるので一概には言えませんけど、缶ビール1本で3時間ですよ。2本飲んだら単純に6時間とはいかないかもしれないですが、生中を3杯4杯と飲んでそのあと焼酎を・・・。
こんなにたくさんのアルコールを摂取して、12時に家路についた。7時間後に起きて会社へ車で行きましょう!
これってアルコール抜けてると思います?
絶対に抜けてないと断言できますよ。
寝て起きたからOKという感覚ではヤバイということ
昨日の飲み会はちょっと飲みすぎて・・。でも7時間程度寝たし大丈夫か?こういう認識をもっている人ってヤバイです。
絶対にアルコールが残っている可能性があります。この問題が表面化しないのは、警察が日中に飲酒検問などを行うことがほとんどないからだと思われます。
おそらく事故を起こしてしまって、警察を呼んで事故処理をするとします。その時にもしかしたら警察官によってはお酒の匂いに感づいてその場で検査を言ってくる可能性だってあります。
これらのケースでは事故が起きないというだけで見逃されている問題なんです。
もしこういった前日の飲みすぎでの重大事故が発生したら、一斉にお酒に対する取り締まりはさらに強化されるでしょう。そうなってからでは遅いわけですね。
翌日になったら確かに目がまわるといった症状はなくなるかもしれません。ですが、飲んだ量によっては必ず酒気帯びになっている。その状態で事故をしたら飲酒運転で言い逃れができません。
大きな事故があって、社会問題に発展した時にはおそらく会社での忘年会や新年会も自粛モードに入るかそれとも、翌日は車を運転するな!といった動きになってくるでしょうね。
とりあえず現状は自分の身は自分で守らないといけませんので、アルコールチェッカーなどでチェックしてから車に乗るのが無難なんじゃないですかね?
そんなに高くないので1つ持っているのは身を守る上でも大切だと思います。