終わった人
この前、何かの記事で「終わった人」という本のことが書いてありました。
内館牧子さんという方が書いてらっしゃる本だそうで、なんだかタイトルからすでに気になるのであらすじを読んでみた。
定年って生前葬・・・。
なんだかこのフレーズだけですでに考えさせられてしまいます。
数十年社会に出て働いて、ようやく第二の人生を歩むことになった。だけど、第二の人生で待ち受けていたのは毎日が大型連休だった。
自分はまだやれる。人に必要とされなくなってしまった自分・・。
同窓会に行けば、若い頃美人だったクラスメートも「終わった人」になっている。
頭がよかった友達も「終わった人」だ。
定年を迎えたら、人は終わってしまうのか?必要とされないのか?というテーマの本です。
定年後のことを想像してみる
これは僕の考え方なんですが、会社をこよなく愛する熱血社会人の人は、燃え尽き症候群になって「終わった人」になりやすいんじゃないかなと。
僕の会社にもいますが、どうしたらそこまで会社に対して従順になれるのだろうか?と目を疑ってしまうほどすごい人っていますよね。
僕自身は常に会社の体制ややり方に疑問を持ち、執着は殆どありません。こうしてインターネットでブログやHPを運営している自分の方こそ本当の自分だと思ってます。
なので、会社を定年になることを考えたらワクワクして仕方がありません。だって、自分がやりたいと思えるブログやHPに思い切り時間をさけるわけですから。
どこかへ旅行に行きたいとか、スポーツジムに通いたいといったそういう欲望じゃないんです。
ブログとかHPは会社を運営しているのと同じ感覚なので、ようやく本業に力をいれられる。といったスイッチの切り替えができると思います。
義理の父は会社を定年になって、そのあともシルバーに登録して働いています。年金ももらっているし特に働かなくても生活には困らないはずですけどね。
これってやはり誰かに必要とされたいからなのかもしれないですね。そう考えると、社会ってそれぞれ役割があってみんながみんなを必要とする。
定年になるとその関係がなくなるから、なんだか疎外感を感じちゃうのかもしれない。
終わった人にならないためには
終わった人になりたくないと思うのなら、自分で今のうちに何かを始めるのがいいんじゃないですかね。
今ならブログがいいですね。成長するメディアを自分で運営していくと、かなり面白みがあります。ブログのためにいろんなことをするだろうし、体験したことを記事にできる。
それが無限に広がっていくわけですから。定年になって時間ができればブログ運営ってかなり楽しいものになると思います。
いつか訪れる自分にも訪れる「終わった人」。それをはねのけるには今から準備するのがいいでしょう。ブログはいいですよ。