以前にヤフーニュースに載っていた記事です。
いろいろと取りだたされている生活保護です。とうとう過去最高を記録したということですね。その数163万4000世帯。
うーんこれはすごいことかもしれない。
ちなみに日本の世帯数ってどの位なのかを調べてみました。
総務省|住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成27年1月1日現在)
5,641万2,140世帯です。これは平成27年1月1日現在の総務省のHPからの数字です。
単純に割ってパーセンテージで表すと、2,89%が生活保護を受けているということですね。
どんどん増えていきますね。
ぼくの叔父さんなんですが、熟年離婚を果たして生活が破綻してしまった人がいます。母の弟にあたる人なんですが、体も喘息を持っていたり持病を抱えたりで健康とはほど遠かった人でした。
そんな叔父さんが、会社を退職して熟年離婚。購入したマンションも売却して、奥さんと子供が2人いたんですが財産分与と養育費。もうお金なんか足りるはずありません。子供達はまだ高校生、中学生で一番お金がかかってくるときでした。
そんなとき、倒れてそのまま亡くなってしまったんです。借りていたアパートの大家さんからは、そんな体じゃ無理だから生活保護を受けろ!と再三アドバイスをもらっていたそうです。
大家さんは親身になってくれた方で、家賃を滞納しても我慢してくれたり優しい人でした。ですが、叔父さんは生前こう語ったそうです。
「そういった制度に甘える気は全くない。自分でなんとかする」
何回かの問答があった末、玄関で吐血して救急搬送されてなくなりました。ぼくは思いましたよ。なんともやるせない気持ちだなって。
生活保護を受けるにもいろいろなハードルがあるそうです。そりゃそうですよね。簡単に生活保護を受給できるようになれば、制度を悪用する人も出てくるわけです。
当然身寄りから調べ上げられて、手を貸してくれる人はいないのかとかそういった調査も入るらしい。叔父さんからしたら、そういった調査の手が唯一の肉親である母親の元へ行くのを嫌がっていたのではないかなって。
変な話です。結果論になりますが、叔父さんの葬儀の喪主をしたのは僕の兄ですからね。叔父さんの子供達は父親の顔も見たくないということで、三行半を叩きつけてきた。順位的にはうちの実家が次に近い血縁ということで、苗字も違うし住んでいる場所もかけ離れていたんですが、葬儀の喪主を務めました。
僕には直接なやりとりはなかったけれど、兄は大変だったろうなって思います。
話を戻して生活保護です。
これも去年の記事ですが、最低賃金が生活保護よりも低いという現実。この話を聞いたらそりゃおかしいって思いますよね。
一生懸命働いた人でも、生活保護世帯に収入が届かないってことですからね。妥当な理由で生活保護を受けている人は山ほどいるでしょう。ですが、そうでない人も中にはいる。だからこういう逆転現象はおかしいって議論なんですけどね。
確かに自分の時間をささげて一生懸命労働したにもかかわらず、生活保護に及ばないとなるとその時間と労力はなんなのかって疑問になってもおかしくないですね。
もう、日本もベーシックインカムを取り入れたらいいんじゃないですかね。フィンランドでベーシックインカムがとりだたされましたね。
そのあとはスイスですか・・。ベーシックインカムって、初めて聞いた時にはなんじゃらほい?って思いました。
ベーシックインカム(basic income)とは最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという構想
Wikipediaより引用
おおーこれは画期的じゃないですか。
でもこんな制度が成り立つっていうのは国が豊かじゃないとダメでしょう?日本は借金を抱えているわけですし。
そうなってくると、日本の基幹産業などがいっぱい外貨を稼いでもらって、それらをうまく税金で徴収して国民に配る。
ってこんなフローになるんですかね?いずれにしろ日本がすぐにベーシックインカムを導入できるかなんていうのは、言わずもがな無理でしょう。
ベーシックインカムが導入されたらそれこそ労働意欲は低下しますよね。僕なんか相当低下しますよ(笑)そりゃ仕事なんかしたくないですからね。こうやってブログを書いて収入が得られてっていうのなら面白いけどね。
一体この国はどこへ向かうのか・・。
生活保護も、ちょっと自分で調べてみたりすると興味深いですよ。いずれにしろ、この国の舵を取っていくのは政治家たちなんですから、自分がきちんと納得したマニュフェストを掲げた政党を指示したいですね。
あ、選挙行かないとダメですよ。僕は欠かさず行っていますよ。
変な議員にいれちゃダメですよ。ゲスな・・・・。おっと・。
ま、見た目とかじゃまったくわからないですからね・・。入れたあとのアフターカーニバルってやつですよね。
それにしてもよくそういう考えを持った人間が政治家になろうって気になるもんだ・・。僕は絶対なりたくないけどな。だって、責任は相当重大だと思いますよ。責任感じないでやってる人も多いのかもしれないけど・・。