あなたはベーゴマを回せますか?
コマ回しとして、普通のコマなら回せるよ。という人は多いんじゃないでしょうか?小学校などで昔の遊びということで習ったこともあります。
ですが、ベーゴマになるとこの「回す」ハードルがぐっと上がります。
ベーゴマは回すのが難しいです。
僕も木ゴマやカンゴマなどは、よく小さい頃から回していました。特にカンゴマは子供の頃に流行っていたから大抵の子供はまわせましたね。
昭和の話ですけど(笑)
ですが、ベーゴマになると昭和の子供でも回すハードルが上がります。実質僕は昭和後期の子供時代を過ごしましたが、僕らが子供の頃は駄菓子屋にはすでにベーゴマは売っていなかった。
カンゴマが主流になりすぎていたんですね。
というわけで、ベーゴマの回し方を伝授です。
といっても、僕もあまり得意な方ではありません。回せる位です。狙った場所に回すのは難しい。
まずは、ベーゴマの紐に写真のようにコブを二つ作っておきます。
ちなみにこのようにコブを二つ作る巻き方を「女巻き」といいます。
コブを一つだけしか作らない方法を「男巻き」といいます。初心者には「女巻き」の方が回しやすいので、「女巻き」で紹介していきます。
コブとコブの間にコマの先っぽがくるように紐を配置します。
横から見た図です。
そうしたら、紐を一周させます。
横から見た図。このときある程度の力で締め上げておくこと。ただ、ベーゴマの中心からずれやすいので注意が必要です。
これがベーゴマが巻きにくい所以となっていると思われます。軸がないですからね。
そうしたら、このコブの周りを紐でくるくると巻いていきます。
ポイントは一周目はきつめに巻くこと。じゃないとすぐにほつれてしまう。
横から見た図です。ここをきちんと突っ張って負けないとうまくコマは回りません。
ずれないようにくるくると巻いていきます。
このくらい巻けば大丈夫でしょう。
さあ、回してみますか!
回るかな?
やりました!回りました。
回すのも普通のコマより難しいですし、何より紐を巻きつけるのが普通のコマよりも数倍難しいです。
これを昭和の子供達は平然と樽の上で回してケンカゴマをしていたんですから、器用なものですね。
ちなみに平成の子供達である我が子達に教えても1日練習してもまだうまく回せません。
数回回せるようになったけど。
今ではあまり見かけなくなったベーゴマですが、回せるようになると楽しいですよ。
ちなみに、丸いコマより六角の形のコマの方が紐は巻きやすいですね。
崩れにくいからかな。
みなさんもベーゴマ、挑戦してみてください。