これはマイカーを持っている人限定の話題になります。
車のドライブといえば、必ずと言っていいほど音楽が必須でした。僕らが免許を取った時代っていうのはまだ車にCDすらついていない時代。
カセットが主流の時代でした。
CD自体は普及していましたが、車でCDが付いているのは少なかったかな。
ドライブっていうと定番のデートメニュー。
昔はそれはそれは必死にカセットを編集したものなんです。
ドライブにもいろんなシチュエーションがあるわけです。
自分一人でふらーっとドライブに行くときは、自分が好きな曲だけでいいわけです。
ですが、友達と一緒のドライブではどうか?
これはちょっと虚勢を張らないといけないので、馬鹿にされる楽曲は排除しないとマズイ。アニソンとかそういうものはもってのほかですよ。
一番悩むのは彼女とのデートですね。
彼女の好みを考えつつ、飽きさせないでいいムードに持っていくための楽曲選びです。そうですね。そのためにいろんなCDを借りたもんです。
CDを1枚買うとお金も結構かかるので、レンタルCDを借りてそれをカセットにダビングする。
そうしてオリジナルな1つのカセットテープを作り上げていくのです。
車のドライブにカセットっていうのは切っても切り離せないものだったんです。
当時からすれば考えられないことですね。今ではAppleミュージックを始め各種サービスが出揃ってきました。
それこそiPhoneを車のオーディオにつなげればいつでもどこでも好きな楽曲を聴くことができるわけです。
そう考えると今のCD不況ってのもしょうがないのかなって思いますね。配信というサービスが開始されたときからCDは衰退の一途を歩んでいるわけですから。
で、ストリーミングサービスが始まれば今度は配信すら衰退していく。今のミュージシャンは大変ですね。よっぽどのパイプを持っていない限りはなかなか食べていけないでしょう。
逆に個人がユーチューブなどで有名になるチャンスもいくらでもできるようになったわけですから。
昔は散々音楽を聴きまくっていましたが、最近はあまり聞かなくなりました。
ただ、長距離のドライブをするときなどは音楽を聴きたくなりますね。
そんなときはiPhoneに楽曲のデータを入れてFMトランスミッターで飛ばして聞いています。
やっぱりドライブに音楽はいいものです。
昔必死にカセットを編集していた自分が、今の時代を見たらなんて思うかなぁ?