4年前のヘルニアが再発した
僕は4年前に椎間板ヘルニアになって病院に入院したことがあります。
ヘルニアのきっかけは些細なもので、イライラして感情に任せたまま勢いよくくしゃみをしただけ。
こんな笑えないきっかけでヘルニアになってしまいました。
腰の骨がバキーンとずれたような感覚に陥り、動かすと腰に激痛が走ります。
例えるなら腰を鉄砲で撃たれたような痛み。って看護師さんが言っていました。確かに僕は交通事故にもあったことがありますがそんなものよりはるかに痛い。
骨折した痛みよりも全然痛い・・。
我慢ができない痛みという部類です。
その時は病院で牽引治療を施して、痛みが引いた頃に退院。自宅療養をして1ヶ月ほど会社を休まざるをえなかったのです。
それから4年・・。再発しました。
腰がズシリズシリと痛み出してきた
その日は娘を抱っこしていたんです。いつも以上に。夜になるにつれ腰が痛くなってきた。
ただこの時点では腰の痛みはまだ
「鈍い痛み」
で、通常の腰痛だったのでなんとか耐えられていました。ただ、朝に起きたらダメでした。
ある一定の角度になった瞬間神経に痛みが走り、まったく動けない。あえなく会社を休んで車椅子で医者につれて行かれたのです。
レントゲンを撮ったらやはりヘルニア再発。
とりあえず以前よりは軽症で、動けなくはないということで入院は免れ薬と座薬をもらいました。
この時診察してくれた先生が、4年前ヘルニアを見てくれた先生と同じ人で言われました。
「きちんとトレーニングしてるか?」
そうなんです。ヘルニアって癖になると言われているので、ある程度のトレーニングをすることで回避ができる。
さすがに重症になると手足にしびれが走って手術をしないといけなくなります。
ですが、腰痛と同じである程度は生活習慣で防げるのです。
ヘルニア対策のトレーニング
ヘルニアに効くトレーニングは、体幹トレーニングと言われるもの。
腹筋や背筋を鍛えるのもいいんですが、お腹の中の筋肉を上手に鍛えてあげて、筋肉で背骨を支えるということ。
いわゆるインナーマッスルというものなんです。
鍛え方は、歌手などがよく使う腹式呼吸。これを意識的に行う。するとインナーマッスルが鍛えられるので、お腹の内側からの筋肉で体幹を支える。
腹式呼吸のトレーニングは、息を思いっきり吐いた後に吸ってみる。
こうすると、一気にお腹の中に空気が入ってきます。歌手は胸式呼吸だとブレスをコントロールしにくいから意識的に腹式呼吸で歌ってるのです。喉への負担も全然違います。
特に高音を絞り出す場合、腹式呼吸は必須になります。
もともと僕は中学生の頃交通事故で腰を痛めています。そして、19歳の頃も交通事故で骨盤を割っている。
腰にはある程度のダメージは蓄積されていましたが、それでもヘルニアは参りました。
1週間くらい経つと、ようやく日常生活に近い動作ができるようになりました。ただかがんだり靴下を履くといった動作は本当にきついです。
風呂上がりに服を着るのがすごく大変。ズボンとか最悪です。
普段からインナーマッスルを鍛えてヘルニアにならないようにしないとダメですね。久しぶりにヘルニアになってまた初心に帰りました。