「カンマス」という方言
長野の方言の中に
「カンマス」
という言葉があります。
この言葉はね、懐かしいんですよ。ウチの親父が僕が子供の頃によく使っていたんです。
カンマセカンマセって。
カンマスという方言の意味
「カンマス」という方言は
「掻き回す」
という意味があります。
実際ウチの親父がよく使っていたのはこういった例です。
「風呂をカンマセ」
「納豆はよくカンマシたほうがいい」
「水を入れてカンマセ」
もうこの中で第1位と言っていいほど「風呂をカンマセ」って言っていました。
昔のお風呂って、灯油のボイラーで沸かすタイプでした。なので上が熱くて下が冷たいわけです。風呂を沸かしたら、入る前によくカンマセって。
カンマス
かき回す
こうやって字で比較すると、なんとなくこれもわかりそうな方言でしたね。