長野の方言の中に
「オラホ」
という言葉があります。実は僕はこどもの頃に長野県に引っ越してきた経歴を持っていて、最初「オラホ」という意味がよくわかりませんでした。
「オラホ」という長野の方言は
「自分の家」
という意味を持ちます。
実際の使用例として
「今日はオラホでも桃を採りはじめたぞ」
「オラホはまだだなあ」
「オラホはやっていないな」
このような感じで日常的に飛び交っています。
自分の家という意味をもつ「オラホ」ですが、僕が住んでいる長野市篠ノ井ではかなり頻繁に使われていますね。
オラホは自分の家という意味ですが、自分を表現するような場合でも使っていると思います。
僕的に考えてみましたが、
オラホを分解してみると
オラ ホ
オラの方
自分では
と、こんなニュアンスなのではないですかね?いずれにしろ最初は意味不明でしたが、すぐに慣れた長野の方言の一つでした。