どケチな妻にいい加減な自分
うちの夫婦は結婚して15年くらい経過しました。付き合いも長かったので、一緒に居る時間はそれこそ実家で親兄弟と暮らしていた時間よりも長くなった。
今でこそ存在が空気(笑)になるまでそれぞれの性格や行動を把握しきっていますが、結婚当初は互いの価値観が違って何度も衝突もしたし戸惑いもした。
そういった経験談を紹介です。
僕はとても大雑把な男で、面倒くさがり屋。片付けることも嫌いだし整理整頓も進んでしません。怠け者で時間があればゴロゴロ転がることを良しとする、典型的なダメ親父。
対して妻は、180度違ってものすごく几帳面で綺麗好き。そこにどケチが加わるという最強っぷり。
こんな僕と奥さんですが、結婚してからそれこそ互いの問題点を指摘してすり合わせを行ってきました。
まず、僕は朝寝坊の天才であって常にギリギリの男なんです。夜はギリギリまで遊んでいて、朝起こしてくれ!というタイプ。ギリギリまで寝ているので、朝食は取らなかった。結婚するまで朝食をほとんど取らない人生を送ってきました。
まずこれを奥さんに修正された。もう前日が飲み会だろうが食べ過ぎだろうがお構いなし。必ず朝食を食え!ここからスタートしたんです。さらには、僕は冬はこたつで寝るのが得意技。
暇があればこたつに潜ってうたた寝。そのまま就寝。当然電気つけっぱなし。これが奥さんには許せないのです。奥さんはどケチなので電気代が頭をよぎるのです。ここも修正されました(笑)
今では奥さんがいない瞬間を見計らって息子とこたつに電気を入れてゴロゴロしています。そうなんです。僕にとって奥さんという存在は、僕の行動一つ一つを修正してきた存在でもあるのです。
これ、若いうちからやってきたからなんとかなったけれど、それこそ結婚が晩年化していたら無理だったろうなって。
若いうちなら行動を変えることができる
夫婦ってお互いが育ってきた環境がまったく違うわけでしょう?そんな2人が一つ屋根の下で暮らし始める。そりゃ違和感ありまくりですよ。
お互いが似たような環境下で教育やしつけをされてきたら問題ないけれど、僕と奥さんのそれは雲泥の差がありました。
その格差を埋めるのは、若いうちでよかったなって心底思っています。
だって40代を過ぎてから急に生き方を変えろっていわれてもむずかしいと思うんです。若いうちなら柔軟性があるのでなんとか環境の変化に対応していけるけど。
そう考えると、結婚をするのであれば特に育った環境下が違う二人ならば、若いうちからともに人生を歩んでお互いを修正しあったほうがいいんじゃないですかね。
それか付き合う期間を長くとって、お互いをすこしずつ理解していくのがいいと思う。結婚前ならまだ財布は別だし電気代云々でそんなに喧嘩にはならない(笑)
その期間である程度お互いをよく理解しておかないと、いざ結婚してこんなんじゃなかったっていってもそう簡単には取り返せません。あとは自分たちで妥協点を見出していかないといけない。
ということで、価値観や環境がちがった二人が結婚するのなら時期尚早がオススメだと僕は勝手に思っているのです。