買ったばかりのiPad Pro9.7ですが、最近頻繁に充電中に
「充電していません」
というメッセージが出るようになりました。
あれこれ試して、どのような時にこのメッセージが出るのか、では何故このメッセージが出るのかなどを考えてみました。
まず、自分の充電環境を整理してみました。
使っているケーブルはApple純正のライトニングケーブルです。そして、充電のアダプターはiPadPro付属アダプター。
ちなみにこの組み合わせだと正常に充電できています。
充電できない組み合わせは
Apple純正ライトニングケーブルとモバイルバッテリーを使った場合。
モバイルバッテリーは僕は2つ持っています。
cheeroのモバイルバッテリー。
ANKERのモバイルバッテリー。
この2つのモバイルバッテリーにApple純正ライトニングケーブルを組み合わせて使っています。
モバイルバッテリーと純正ライトニングケーブルの組み合わせで、持っているiPhoneは充電できるのです。
ここで問題なのがiPhoneとiPadProでは充電の電流が違うということ。
iPhoneとiPadの純正充電アダプターのワット数がまず違う。iPadProの方が、ワット数が高い。つまり、iPhoneが充電できるのにiPadProが充電できないということはモバイルバッテリーから出力される電流が低いということにもなります。
使っているケーブルが純正以外のライトニングケーブルだったら、よく起こり得ることなんですけどね。純正ライトニングケーブルで充電できないのがショック。
ちなみにiPadPro9.7を買った時はiOSはバージョン9台でした。アップデートを繰り返してバージョンは10を超えたんですが、当初のバージョンに比べると圧倒的に充電できにくくなってきた。
つかっているiPhoneもこれは同様です。iOSのバージョンが古いほど、へんなライトニングケーブルでも充電できた。バージョンをあげればあげるほど純正ライトニングケーブルでないと受け付けなくなってしまった。
これはiOS側で充電量を細かくモニターするようになってしまったのかもしれませんね。デバイスにとってはいいことなんでしょうけど。
つかっている2つのモバイルバッテリーですが、AnkerのバッテリーだとiPadProの充電が高い確率でできています。
たまに充電していませんというメッセージが出ることもありますが、充電できないことはありません。
cheeroのモバイルバッテリーですが、こちらをつかうとほとんど充電を受け付けてくれなくなりました。cheeroのモバイルバッテリーには出力ポートが2つあって、2,4Aでるポートがありますが、こちらを使っても充電していませんとでてしまいます。
詳しくは電流計などをつけて計測しないとわかりませんが、おそらくcheeroと純正のライトニングケーブルの組み合わせでiPadProの規定充電量を確保できていないのが原因だと思われます。
cheeroがいけないのかというと、つかっているライトニングケーブルがへたっている可能性もあるので一概には言えませんけどね。新品のケーブルを使ってもダメならばモバイルバッテリーに問題があるのでしょう。
iPhoneよりもiPadシリーズは特にiOSのバージョンが上がっていくと、きちんとした製品を使わないと充電できないということがわかりました。
機会があればcheeroとAnkerのモバイルバッテリーに電流計などをつけて、数値的に検証してみたいです。
ということでオススメのモバイルバッテリーはこちらです。
モバイルバッテリーと一緒に持ち出して充電できないっていうのは本末転倒になっちゃいますからね。