日本人の労働層のおよそ8割程度は組織などに属して働いていると思います。残りの2割は自営業の方。詳しく調べたわけじゃないですが、このぐらいの比率かな?
会社という組織に属して働いている人。僕もそうなんですが、組織人に提言があるのです。今の時代って、いわゆる終身雇用は崩壊しています。
今の会社をあと30年勤め上げるというビジョンを持てますか?僕は持てないんですよ。今の会社がこの先30年続いているか疑問です。それは嫌になってやめているとかそういうのではなくて、会社の存続自体ですよね。
多様化する近代社会に生き残れる会社かどうか。
もし、勤めていた会社がいきなり倒産となったらどうします?僕は実際にそれに近いことを経験しました。10年間勤めてきた会社が、いわゆる事業を切り離しにかかってきた。要するにその部分にいる人はいらないと。
この出来事があって、僕は今の会社に再就職したんですが、人生いつどこで路頭に迷うかわかったもんじゃない。ということ。
実際にこういう目にあった人もいると思いますが、今僕が会社が潰れたらどうするか?いやー困りますよ。住宅ローンもあと25年残っていますし、子供たちもまだまだ小さいです。
収入がなくなったら一気に人生路頭に迷ってしまう。とりあえず購入した家を売却して・・と悲しい残務整理に追われるでしょう。
僕は10年勤めた会社から退職を余儀なくされる時、自分に導線もはっていました。それはインターネットでの自分です。インターネットで、自分ブランドがあって、それによる収益もあったんです。その当時は月に20万円くらいあった。
なので、すぐに次の会社へ再就職が決まらなくてもなんとかなったわけです。こういった2つの顔を今の時代持つことが必要になってきているかもしれない。
いわゆる自分をブランド化するのです。◯◯会社の◯◯さんという肩書きではなくて、◯◯さんというもの自体をブランド化する。ここが重要です。
自分ブランドを武器にしていくと、いろんな道が開けてきますしリスクを分散させることもできるわけです。
では具体的にはどうしていくべきか?それは今の会社員の立場を最大限に利用して経験を積み人脈を気付いてくことが大事であるといえます。
会社員であるということは、組織の一員でもあります。何か自分で仕事をして失敗したとしても、組織がフォローしてくれるのです。
これは大きなメリットです。なので、会社員である時はどんどんとチャレンジするべきです。そして、自分をどんどんと売りに出すことが大切です。
例えば取引先とのやりとりであっても、会社という枠を超えた付き合いを生み出していく。◯◯会社の◯◯さんから◯◯さんへの脱皮です。
会社人としてではなくて、自分自身と向き合ってもらえるようになれば、会社を退社した後でも繋がりは消えなくなります。そういった人脈を少しずつ増やして大きくしていく。この繋がりが、人生ではとても大切になってきます。
自分自身に能力があって、会社を退職したのならば人脈を生かして独立することもできます。ただ、いきなりそれをやるのは危険なので、インターネットの世界でもう一人の自分を育てていく。
もし会社に万が一のことがあった場合には、もう一人の自分として生きていけるようにしておく。そうすることで、人生のリスクは大きく減らすことができます。
自分ブランドで勝負していくと、人生は楽しくなります。実際に僕は会社員としての自分よりもブロガーとしての自分の方がよっぽど楽しいです。
自分ブランドを築き上げ、個人の力を磨いていきましょう。