僕は29歳の頃に20代最後の買い物だっ!っていって有り金を全て頭金にぶちこんで35年ローンを組み、建売の住宅を買いました。
次男なので、土地があるわけでもないから土地付きの戸建てを買ったのです。土地から買って注文住宅なんていうのは当然お金も回らない。僕が今の家を選んだ理由は場所だけです。たったこれだけの理由でこの家に決めた。
35年ローンで、最初の10年間は金利が1.6%。それ以降は3%になって35年目まで固定というプランで組んだんです。頭金の関係で35年フラットを組む事が出来なかったからですね。
親父が他界していたので保証人を引き受けてくれる人もいないので、全国保証協会というところに100万円ほどの手数料を出して保証人になってもらって借りました。
借り入れした金額はぶっちゃけ2700万円です。月々の支払額は10年目まで毎月89000円。10年以後35年目まで105000円程度というプランだったかな。
そして、この10年くらいの間に住宅ローンの繰上げ返済を2回行いました。経済ジャーナリストの誰々が、最初の5年間で繰上げ返済をするととても効果がある!ということを言っていたので、当時会社を退職することになって退職金の100万円を繰上げ返済で支払った。
100万円の繰上げ返済で、選べたのが2つの条件。支払い期間を短縮させるか、毎月の支払い金額を減額させるか。どちらがお得かというと、前者です。なので僕は支払い期間を短縮する方で繰上げました。
これで、住宅ローンの返済が65歳から64歳に縮まった!っていうかまったく縮まった感がないんだけど・・。
それで、ネットの副業が好調で年間200万円くらい4、5年の間に稼いでいたんですが、そのお金を使ってもう一度繰上げ返済をしたんです。
僕は知り合いの金融業者に住宅ローンの借り入れをしました。同級生がいて、彼が情報を入れてくれるんです。
「今金利がさがっているから住宅ローンの見直しをした方が絶対にいい!」
ということで、プランを紹介してもらってここで初めて住宅ローンの見直しをしました。借り入れ7年目くらいだったかな。金利が下がったので手数料5000円を払って金利が下がったときに見直しをしたんです。
試算を出してもらったら、7年目から10年間は8万円の支払いでOKだということ。ここから11年目の金利についてはそのときの状況で変動するというものですが、フラットじゃないところがちょっと怖かった。
ですが、友達が言うにはそのときに住宅ローンの金利がべらぼうに上がっているはずは絶対にないという言葉を信じて変更をかけた。
これで、当初のプランよりも年間15万円くらい支払いが減額されたわけです。10年間減額なので、実質150万円浮いたということになる。
ただ、ここから11年目の金利が3%を超えていたら僕の負け。ゲーム感覚?いやいやそれは冗談じゃないけど・・。
いずれにしろ、総合的に考えて乗り換えた方がいいなと判断して乗り換えました。
繰上げ返済ですが、さすがに子供が大きくなってきたのでもう無理かもしれない。それよりも貯金をしておいてある程度備えておかないとまずいです。
うちはオール電化なので、もしかしたらエコキュートがぶっ壊れるかもしれない。エコキュートが壊れたら100万円コースだって聞いているのでそういった不慮のお金を取っておく必要があります。
ここから先の住宅ローンの返済は、ブログ収入などが相当右肩上がりになったときにだけおこなおうと思います。
僕は金融機関に2700万円を借り入れしました。そこで、一番最初のプランで35年間に僕が金融機関に支払う総合計を計算したことがあるんです。
そうしたらなんと4000万円オーバーですよ。1300万円以上が利子っていうことです。うおー恐ろしい。
毎月口座から引き落とされる住宅ローンも返済金額と利子が半分半分くらいなんです。つまり、8万円払っていたら毎月4万の利子を払って、4万円を返済しているだけ。年間にしてみれば50万足らずしか返していないんですよ。実際には100万円くらい払ってるのに。
金融機関としては、貸した金額は回収しないといけない。なので最初の間は利子の割合を多くして返済させているのです。
ただ、返済不能になったら保証協会から金融機関へお金が弁済されるはずなんですけどね。お金で保証人になってもらっているんですから。
まあ笑えないんですが、死んだら借金がチャラになるんですよ。僕には金融機関が保険をかけていて、借り入れした本人がなくなったら借金がチャラになるようになっているという。
おそらくそういった保険があるんでしょうね。ま、死んだらシャレにならないけれど妻と子供には住居を提供できる・・・。
いやいやこんだけ苦労しただけで死ぬのは死んでも死にきれぬ・・。
理想はさっさと稼いで住宅ローンをパーっと払って今度は教育ローン地獄・・・。
いずれにしろ僕はこのさき20年以上はお金と戦い続けねばならない宿命のようです。ブログはそんな僕の息抜きの場。住宅ローンを抱えて戦っている同年代のサラリーマンよ!
耐えましょう・・。