まさに黒歴史。僕は生涯一度だけ急性アルコール中毒で生死をさまよったことがあります。いや、お恥ずかしい。
振り返る事、就職して1年目の忘年会。忘年会のくせに忘れもしない出来事となってしまいました。就職した年に結婚をしたわけで、奥さんにはのちにずーーーーーーっと語り継がれてしまうほどの大迷惑だったそうです。
就職1年目の忘年会って、いろんな意味で特別です。その年に僕は結婚もしたし、国家資格も取得した。もう、いろいろ感無量になってしまったわけですね。
一次会は職場全員で割烹料理屋でお酒を頂きました。そして二次会になると人数も減って、どこかの蕎麦屋さんに課長に連れて行かれた。
一次会でも割とハイペースで飲んでいたわけで、そこに来て二次会の蕎麦屋。麦焼酎攻撃です。この時点でかなーり目が回っていたのを覚えています。
そして三次会。確かしがないスナックへ先輩と課長と行った。そこで出されたお酒が梅酒ロックかなにかだったかな?
自分の限界っていうものがどこにあるのかわからない僕はグビグビと頂いてしまったわけです。
その後、地球はかなり回っていたわけですが先輩が当時住んでいたアパートまでタクシーの乗り合いで送ってくれました。
事件は家に帰ってから起こった。
家に帰って玄関の中で座り込んでしまいました。もう意識が朦朧としてとにかく気持ちが悪かった。トイレでひたすら吐いているものの、奥さんが言うには意識がなくなっていったそうです。
そこで奥さんは救急車を呼んだのです。救急隊員に抱え込まれて、救急車に乗せられた記憶が少しだけ残っています。
病院のベッドで何かの点滴を投与されて、ドクターに羽目を外しすぎちゃダメだぞ的なお説教を受けていたような気がします。
点滴を受けてもとにかくまだ地球は回って気持ち悪かったんですが、一応の処置を施されてタクシーで奥さんと帰ってきたそうです。その頃には夜中の3時を回って4時になる頃だったらしい。
先生の話によると、この時期は多いけれどまだ症状は軽い方だったらしいんです。とにかくこの強烈な急性アルコール中毒事件があってからは、僕の人生におけるお酒の呑み方は大きく変わりました。
急性アルコール中毒になったことのある僕が、歓送迎会で気をつけていることは3つほどあります。
まず一つは、きちんと自分の意思を持つということ。いくら相手が社長や上司だからといって、無理やりお酌を受けないようになりました。
さすがに社長あたりになると、飲まざるを得ない空気にさせられるけれど急性アルコール中毒になったことがあると正直に話して、お酌を辞めてもらうようにしています。
急性アルコール中毒になるケースって大体人のペースに無理に合わせて飲んだ末路です。自分でゆっくりとお酒を飲んでいけば、酔い自体すぐには回らずどの程度酔っているかがわかる。
そして二つ目。空きっ腹にお酒は飲まない。僕は宴会が始まると最初の乾杯は飲むけれどその後はひたすら食いに徹します(笑)実際に腹が減っているわけで、ある程度お腹の中にものを詰めておけば、酔いが回りにくくなります。これは個人差があるかもしれませんけれど。
最悪なのは何も食わないでお酒を飲むということ。これは酔いが一気に回りますから気をつけないといけません。空きっ腹にお酒は体に悪いです。
最後の三つ目。これもシンプルです。お酒のちゃんぽんは基本的にやめておく。ちゃんぽんっていうのは、いろんな種類の酒を飲むということ。これをやると酔いが加速します。
僕は基本的にビールと酎ハイ系統しか飲まないです。日本酒があまり好きじゃないし、焼酎も基本的に酎ハイにならないと美味しくない。日本酒にはまってしまうと酔いが深くなるので気をつけています。自分が弱いと思っているお酒の類は口にしないようにしています。
この3つを気をつけるだけで、自分の酔いをうまくコントロールできるのです。
あとは、ウコンなどを飲んで行くのもいいかもしれませんね。
酔いを緩和するというか、酔いにくくなるというか、悪酔いしないというか。とにかく飲まないよりはので行ったほうがいいでしょうね。
特に新入社員や新しい部署に異動した時に気をつけたいのが、最初の歓送迎会で無理して飲むと飲める人間だと誤解されます。
これはまずいんです。最初に飲めるキャラ像を作り上げるとその後もずっとそのキャラで苦しめられてしまう。
なので第一印象で飲めるキャラを作り上げるのはやめておきましょう。あと、自分の限界を知っておくというのも大切です。
家で飲んだ時にどの程度飲んだら二日酔いになったのかなどを覚えておけば、一つの目安になります。
この時期は歓送迎会がかなり多いので飲みすぎには注意してください。急性アルコール中毒はいろいろやばいですからね。
お酒は楽しく飲んでくださいませ。