僕の利き手は右手です。もうとにかく右利きです。中学校の頃、左利きに憧れてノートをとるのをひたすら左手で書いてトレーニングをしたことがありました。
なぜそんなことをしたかというと、単純に左利きが羨ましかったからです。
左利きが羨ましいというよりは、少数派が好きで目立ちたがり屋であったからかもしれません。日本って圧倒的に右利きが多いですよね。でもこれって、小さい頃に左利きになりそうな子供を右利きに修正きてきたからだと思うんです。
僕の兄も左利きだったんですが、中途半端に親が右利きに直そうとしたんです。そうしたら、書くのは右手。お箸を持つのは左手というなんとも中途半端な両利きになってしまいました。
ですが兄曰く、両利きというよりは左利きの要素が強いということ。
僕の兄は子供の頃に右利きに矯正を中途半端にかけられてきました。
そんな僕も親になり、子供を見ていると長男が左利きだったんですよ。生まれてしばらくして、左手をたくさん使うなと思っていたらやっぱり左利きだった。
そしてそんな彼を個性だと思って僕は大絶賛しました。
周りの大人は左利きは直したほうがいいんじゃない?と、アドバイスをくれましたが、僕は聞き耳をもちません。なぜなら彼が選んだのは左手だった。それで理由は十分だと思ったんです。
なので僕の長男はそのほとんどを左手でこなしています。ですが、ボールを投げるのはなぜか右だったりするんです。これは彼曰く
「そのほうが投げやすい」
ということらしい。
僕は生粋の右利きですが、シチュエーションに合わせて左手を使うということはありません。僕が考えるに、左利きの人は右手も使えることが多いかなって。
それはやはり日本という国が右利きが便利なようにできているのかなって。
野球のグローブを買いに行っても、圧倒的に右利き用ばかりがラインナップされています。
外国って左利きもたくさんいるんですけどね。どうして日本は右利きを暗黙の了解で推奨するのかがわからない。
基本的に確立で言えば右利きと左利きは半分ずつになってもおかしくないはずなんですけどね。
左利きとか右利きとかって考え自体が古いのかもしれないですね。
やっぱり最強なのは両利きですよね。例えば片方が怪我をしたら反対の手で普通に使える。これが理想でしょう。やっぱりある程度小さいうちから訓練しておくといいかもしれないですね。
目指せ両利き。
いや、個性なのでどちらでもいいんじゃないの?って。