長野県では、小学校の高学年からスキー教室があります。
僕は困ったことにウインタースポーツというものがはっきり言って苦手でした。小学生くらいの頃に、叔父さんにスキーにはじめて連れて行ってもらったんですが、それはその数週間後にスキー教室があるからという理由でした。
それまではスキーを一度もやったことがなかった。スケートもそうです。スケートに至っては、スケート教室で産まれて初めて滑った訳です。それにはどうやら理由があるみたいです。
ぼくがウインタースポーツにはまらなかった一番の理由は、両親がやらなかったからということに尽きると思うんです。そして僕もまた親になり、僕の両親の苦悩が今更わかった（笑）
そうなんです。
長男がスキー教室なんですよ。僕が最後にスキーをやったのは、やはり叔父さんに連れて行かれた高校生の頃が最後でした。それから２０年近く経過しています。ここにきて長男がスキー教室ですって。
これは困ったぞ。ぶっつけ本番で行かせるのもかわいそうだしなぁ・・。と、悩んでいたら同じ職場の人が教えてくれました。
「一般のスキースクールに入れちゃえばいいんだよ」
と。 でも高いんじゃない？と思ったんですが、どうやら今はスキー人口が減っているということで小学生はいろんな特典があるらしい。そんなこんなで去年の話なんですが、長男と次男を無理矢理スキースクールへ入れたんです。
とりあえずスキーウェアだけを調達。といっても近所の子供のお下がりです。スキーはスキー場の貸しスキーを借りることにして、子供を連れて行きました。
親がスキー出来ないなら、プロに教えて貰えばいい。それは確かに目からうろこでした。知り合いに聞いた通り、飯綱高原スキー場に行ってスキースクールに登録。
事前予約が必要なスキー場もありますが、僕が連れて行った飯綱高原スキー場は当日いきなり連れて行ってOK。
お金を払って、あと僕は車の中で待機（笑）
やはりインストラクターの皆さんに教えてもらうと覚えが早い。自分でリフトに乗れるくらいに１日で仕立て上げてくれました。長男次男はスキーにはまってしまったらしく、またやりたいと言ってきました。
子供がスキーをやりたい！ここで、駄目だと言ってしまえば僕も両親と同じになってしまうので、２回目は僕も一緒にやることにした。
スキーをやらない人間から言わせてもらうと、ハードルが２つか３つほどあるんです。
スキー場に行くのって、車で行くとなると怖いですよね。ただでさえ雪道なんですが、それに加えて山道。さらには行ったことのない道。
もうスキー場に無事にたどり着けるかどうか分からない。だけど１回行ってみるともう大丈夫。
スキーのやり方も自分も最悪インストラクターに教わればいい。やってみて面白いかそうでないかを考えてみればいい。
僕は楽天でスノーボードウェアを購入。スキーウェアよりもなんだかデザインが良かったからという理由なんですが。
そしてスキーをレンタルして２０年近くぶりにスキーをやったんですよ。去年。最初はおっかなびっくりでしたが、子供二人がすぐにリフトに乗ろうと言ってきたので初心者コースを滑りまくり。
そうしたら、楽しいんですよ。スキー。本当に。やらず嫌いだった。
ということで、去年から我が家はスキーをはじめました。まだ三男にはやらせていないんですが、とりあえず親父がうまくならないと、フォローにすら回れませんからね。やってみると楽しい。ウインタースポーツ。みなさんもいかが？
とりあえず子供がスキースクールの時期に来たらインストラクターに習ってみましょう。そして自分もはまれば人生の幅は広がります。