本当に見かけなくなってきましたね。公衆電話。
昔はもっとたくさんありましたが、今では公共の施設くらいにしか設置されてないかもしれないですね。探す方が大変です。
会社に新卒で入ってきた新人がいるので、それとなくジェネレーションギャップを探る会話をしてみたんです。
僕「テレホンカードって知ってるか?
新人「テレホンカード?なんですか?それ」
僕「公衆電話使ったことあるか?」
新人「公衆電話って何ですか?」
もうここでこの会話のキャッチボールは完結してしまいました。
公衆電話を知らなければテレホンカードなんか知らないよなって。
さすがに公衆電話のかけ方がわからないって人はそんなにはいないと思いますけど・・。
一応電話にかけ方が書いてありますからね。実際にテレホンカードをもって行ってかけるとなると、ちょっと戸惑っちゃうかもしれないですね。
い、今更ながらですが、公衆電話のかけ方知ってますよね?
1、受話器を上げる
2、お金、もしくはテレホンカードを入れる
3、電話番号をプッシュする
まだ電話はプッシュ回線でボタンを押すことが多いですが、家に電話がないまま育った子供たちはおそらく電話といえばスマホの液晶になりますよね?
それなのに物理的ボタンが存在する公衆電話って不思議な存在になっちゃうんでしょうね。
なんだこの電話。みたいな。
僕らが学生の頃は、彼女や彼氏に電話する時って家の電話でかけると家族に聞かれちゃう。
なのでわざわざ公衆電話からかけたなんて記憶もありますよね?ちなみに彼女の家に電話するときって、たまーに相手のお父さんなんかが出たりして
「貴様は誰だ!?娘?知らん!!」
ガチャっ
なんて親父の関門を突破するのがなかなかに難しかった懐かしき時代。
そんなときって、学校などで彼女と電話の時間を口裏合わせておくんですよね。夜の8時ちょうどに電話するから必ずでてねって。
そうすれば親父の関門を突破できるわけで。
そう考えれば、公衆電話って僕たちにとっては青春時代を担ってくれた重要な電話だったんですね。ポケベルも流行りだした頃で、公衆電話からよく打ち込みましたよね。
文字数に限りがあって、完結にまとめないといけなかったし。
今の意時代のように簡単に深く繋がりすぎてしまうと、余計な犯罪などのトラブルに発展しかねない。ですが、昔のようにいろんな関門があったからこそ健全な恋愛なんてのもできたんですね。
知らぬが仏っていうコトワザもありますからね。たまには公衆電話でかけてみませんか?
ま、携帯電話もかけ放題になってしまえば尚更使いませんけどね。