今我が家はミニ四駆がブームです。僕も小さい頃にコロコロコミックでダッシュ四駆郎を読んでいた、現役のミニ四駆世代でした。
子供の遊びがゲームとかに走るより、こういった工作などに目を向けて欲しいとそそのかしてみたんです。
そうしたらパーツを改造したりして速くなることを知って、子供は大喜びで大ハマりです。
そんなミニ四駆ですが、次男が組み立てたものがいきなり煙が出てきたんです。
焦ってすぐに電源をOFFにしたんですが、その原因をエンジニアらしく検証してみました。
次男が自分で説明書を見て、ミニ四駆を最初に組み立てたんです。
そして電池を入れて、電源をONにしても動かないということで相談しに来たのがまずことの発端。
ミニ四駆を確認すると、電池とモーターが異様に熱かった。これはおかしいなと思ってすぐに電源をオフにして原因を探ってみた。
すると、タイヤの回転がすごく重たいんですよ。通常簡単に抵抗なく手でクルクル回らないといけないはずなのに、異様に重たいタイヤ。
こりゃー組み間違いだな。って、分解して確認したらモーターのピニオンギヤがはまっていなかった。
ミニ四駆のモーターのピニオンギヤは圧入しないといけません。次男は圧入が足りなくて途中までしか刺さっていなかったんですね。この状態でシャーシに組み付けてあったので、他のギヤとのバックラッシュが異常に狭く、抵抗になっていた。
これがまずことの発端です。この状態でしばらく放置されていました。
僕が、組み直してあげてしばらく動いていたんですが、家にはミニ四駆のコースなどないので結構な勢いで壁にぶつかったんです。
そのあとにくさい臭いと共に煙がミニ四駆から上がってきた。
これはいかんと思ってすぐに電池をオフにして、状況を確認するとタイヤが手で回りませんでした。
おーまさか僕も組み間違いを?と思ってよく観察したら組み方に問題はなかった。ではと思ってモーターを取り外したら、モーターがまったく回らなかったのです。
せっかくコロコロコミック1冊分のお金を出して買ったウルトラダッシュモーターですが、まさかの1回使用で焼きつきでした。
ピニオンギヤはきちんとしたクリアランスで組みついていた。
とりあえず中身をバラしてみることに。
モーターのブラシが接触する部分が焼け剥がれています。
これじゃ回らないはずだ。
ブラシもこの通りホルダーが曲がってますね。こりゃダメだ。
ちょっと結果としてまとめると、
最初に次男がピニオンギヤをモーターに圧入するときに失敗。それをそのまま電池を入れてしまった。
この結果、回らないモーターに無理やり電気を流して最初の段階で焼きつき加減になっていた。
そこへ、大クラッシュをしたミニ四駆の衝撃で完全に剥がれ落ちた。回らないモーターに電気を流し続けることで、煙が出た。
ということだと思います。僕が子供の頃はこういったことはなかったけどな。それにしてもせっかくのウルトラダッシュモーターが1日にしてダメになったので、凹んでいた次男でした。
皆さんもミニ四駆の組み立ては気をつけてくださいね。特に小さなお子さんが組み立てるときは最後に確認してあげてください