会社を休めないということ
ちょっと、体験談になってしまい恐縮なんですが、過去に起きた自分の社会人生活についてのお話です。過去といっても最近ですけど(笑)
いわゆる振替休日の問題でもあります。うちの会社は、平日は当然完全出勤ですが土曜日は交代で勤務する体制をとっています。
一応規定では土曜日出たら、翌週に振替休日を取得できるようになっているわけです。こういう会社は多いんじゃないですかね。ですが、業務がかなり多忙になってくるとなかなかに振替休日が取得できない状況下に陥ってくるわけです。
会社のみんなそれはなんとなーく空気で察していて、忙しい時は休んだことにして出勤することはよくある話なんです。おそらくここまでの状況で似たような会社も何件かあると思います。
実際に日本ってそういうところがあるんじゃないかなと。僕がそう思っているだけかもしれないけど。
会社を休めないのは誰のせい?
それじゃあ、会社を休めないのって結局誰のせいなのかっていう話ですよね。
これも僕の体験談から分析しているわけですけど。
会社を休めないのは、休むという勇気がなくて無理やり自分が自分をそう納得させているのではないか?ということなんですよね。
あくまでこれは僕なりの考え方なんですが、先日も振替休日を取得するために前倒しで仕事をこなしていました。それじゃー休むかぁと、思ったら後輩が振替休日を急に取得してしまった。
さすがに同じ日に2人が休むと業務に支障をきたします。ですが、その日に振替休日を取得しないと結局お流れになってしまう。つまり取得したことにするしかないということなんですね。
これが相手が先輩だったら話し合いをしたんですが、僕よりも下の部下にあたる人間なので、後輩に振替休日を譲りました。
いかにも古き日本男児的な流れなんですが、これは間違いではないかなと。
結局2人が振替休日を取得すると業務が回らなくなると思っているのは僕だけで、僕自身が会社の限界を決めつけて休めなかったんじゃない?って後になって冷静に思ったのです。
僕は割と重たい病気にかかって、1週間会社を休んだこともあるし、入院して1ヶ月ほど休職したこともあります。そういった時に、有休でしのいで給料的にはなんら問題がなかった会社なので、そんなにブラックでもないんです。
そのくらい休んだって平気で業務は回っていたんですよね。その時から比べると僕もポジションが上がって、代わりをやってくれる人が周りにはいない役目になってしまったんですけど。
もし僕と同じような状況で虚しい想いをしている人にはこう言いたいのです。
あなたがいなくても会社はまわるはず。思い切って休んでみたらどうでしょう?僕らは自分自身が思っているほど仕事ができるわけでもなく、代わりを務めてくれる人はいるはずです。
なんとでもなってしまうということ。
つまり、休まないとソンをするのは自分自身なのだ!
くっそー今度こそ休んでやる!と、心に誓った出来事でした。人生もっとエンジョイしなければ!