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水芭蕉は5月が見頃!鬼無里の奥裾花自然園は一見の価値あり!

長野市鬼無里の奥裾花自然園

長野市の秘境。鬼無里に奥裾花自然園という場所があります。

ここは自然を探索しながら学べるようになっているわけですが、ブナの原生林があったり多くの野鳥やクロサンショウウオ、さらには天然記念物指定のモリアオガエルなどが生息しています。

そんな奥裾花自然園ですが、ゴールデンウィークを過ぎた頃、水芭蕉が一斉に花を開き満開になるのです。

ということで、奥裾花自然園の水芭蕉を見に行ってきましたのでご紹介。

この橋を渡れば、さらに秘境へとすすみます。奥裾花自然園はまだまだ先。

奥裾花自然園の入園料は

入園料

大人1人410円(中学生以上)

となっております。うちは長男が中学生だったので大人料金3人のみ支払いました。

ちなみに入園料を支払ったら奥に駐車場があります。マイカーで入れるのはここまで。ここからさらに2,5km先に奥裾花自然園があるのです。

2,5kmも早速歩くのは嫌だなぁ・・。という人には朗報。アルピコバスが出ています。

バス料金 片道

大人200円(中学生以上)

小学生100円

幼児無料

出発時刻が15分と45分

という料金です。行きは登りになるのでバスに乗ったほうが懸命です。帰りは下りだから歩いてきてもいいけれど。

そんなわけでバスに揺られて自然園へと突入していきます。

となりに3歳の娘がいるので子守をしながら攻略できるのか!?

バス停から少し歩くと、奥裾花自然園があります。ふう・・。結構体力を使います。

奥裾花自然園に来る時の服装

長袖長ズボン

長靴かトレッキングシューズ

とにかく長靴は必須です。5月だとまだまだ雪が残っているんです。普通の靴だとすぐにびしょびしょになります。駐車場のところでレンタル長靴も貸し出ししていたので、それを利用するのもいいかもしれない。

ここから先がいよいよ探索ルートです。トイレはここだけだと思われますので用を足してからレッツゴー。

5月20日に行きましたが、この日の長野市はなんと30度を超えていたので暑かった・・。

子供達に水筒をもたせましたが、すでに半分以下に・・。

飲み水が飲めるところがあったので、ここの水を水筒につめて先へ行きました。

奥裾花自然園は2時間コースと4時間コースの探索コースに別れています。

ぼくらは当然子供連れだったので短いほうにしました。本日はのメインは水芭蕉を見ることですからね。ブナの原生林やらモリアオガエルも見たいけどねぇ。

とりあえずクマがでることもあるそうです。

言われてみればみんなクマよけの鈴を身につけている・・。

うーんクマにあったらどうしよう。

奥裾花自然園の水芭蕉

ありましたよ!水芭蕉!

こういう時は本当にiPhoneのカメラではなくて一眼レフが欲しいと思ってしまう。

もっと接近できる場所はないかな?

綺麗ですね。水芭蕉。

パンフレットによるとここの水芭蕉の群生が発見されたのは昭和39年なんだそうです。その数は81万本にも及び、本州第一の規模とのこと。

ところどころベンチがあります。

ここで朝握ってきたおにぎりを食べて一休み。

みんなベンチに座ってお弁当を食べていますね。贅沢な一時です。

これはスミレサイシンという花かな?パンフレットに載ってるのと同じですね。

実際に僕も水芭蕉を見たのは初めてかもしれない。

自分が住んでいる長野市にこんな秘境があるとは・・。やっぱりこういう自然はいいですよね。ただ幼児を連れて歩くのは危ないです。

下が崖だったりするので、急に一人で走り出したりすると本当に危険。ひやひや。

帰りはバスに乗らないで歩いてみた

バスは30分に1本しか出ていないので、乗り遅れました。というかタイミングがうまく合わなかった。

しょうがないので下りだし歩いて駐車場まで行くことにしました。

5月下旬なのにまだまだふきのとうがありますよ。

多分とっちゃダメだと思うのでとりませんけど。

絶景です。

奥裾花自然園は野鳥もかなり多いです。聞いたことのない鳥の声が聞こえたので双眼鏡を持って来ればよかったかな。

8倍程度のものでもよく見えるということなんです。

ブナの原生林は地球上に生物が誕生して以来そのまま歴史を維持している原生林です。風致保護林として保存されているのです。

秋には紅葉も楽しめる長野市の秘境。

伝説の里鬼無里にある奥裾花自然園でした。どうぞお立ち寄りください。

ゼロゼロもへじ