プロブロガーって言葉はどのくらいから出てきたのかはわかりません。
僕自身ホームページを作って一般公開をし始めたのが、2000年くらいからです。このzero-enはそのホームページでは発信できない地元や、その他のことを発信したくて立ち上げました。
このzero-enというものはブログであります。長野の魅力や、主に30代の男の生活に密着したことを面白おかしく伝える個人メディアの一つです。
僕自身はプロブロガーでもなんでもなく、サラリーマンをしています。ですが、こう言った個人メディアを趣味で発信することに喜びを感じているわけです。ブログってやってみると楽しいんですよね。
プロブロガーと呼ばれている人たちは、そういった自分のブログでお金を稼いで食べて行っている人たちのことですね。では僕がプロブロガーとして収益を上げて、会社を辞めるかと言われるとおそらくNOと答えます。
それは背負っているものが大きいということが一番の理由ですね。家は35年ローンの真っ只中。そして妻もいるし子供もいる。そういったことを全て踏まえて考えると、会社を辞めるという結論は出せない自分がいます。
一番の原因はこっちかな?ブロガーとして収益を上げていったとして、ブロガーとして生きていけるかというと、その覚悟がないわけです。著名なプロブロガーの方達は、そういった覚悟を持って活動しています。
僕には彼らのような覚悟がありません。あくまでも趣味の段階だと言えると思います。
一応他のホームページも運営していて、そちらかの収入が入ってきています。どのくらいの収入なのかというと、Webでの収入で住宅ローンを丸々返済している程度。
でもこれは僕にとっては非常に大きなことなんです。だって、会社からもらえる給料だけで生活しようとするとやはり切り詰めないといけない部分がたくさんでてしまう。
家賃にあたる住宅ローンを会社の給料以外の収入で払えるということは、人生にゆとりをもたらせてくれるし、モチベーションのアップにもなるわけです。
今の時代って、いろいろと混沌としていますよね。そういう時代を生き抜くために、リスクを分散させるということは大切なことです。
もし会社が明日潰れてしまったらどうするか?そんなことを考えたくもありませんが、そうなったら次の就職が決まるまでは、ブログに本気で取り組むしかないかもしれない。だけどブログをやっていなかったら、就職に焦るだけになってしまう自分がいるでしょう。
自分メディアを持って収入を得ていると、会社員として働いている自分とは別の顔の自分を持てるというわけです。これが心にゆとりをあたえてくれる。
そういったことを踏まえると、僕はプロブロガーには向いていない。兼業ブロガーがいいということですね。兼業ブロガーのいいところは、会社勤めをしている自分とブロガーとして活動している自分がそれぞれに刺激をあたえてくれる。
そしてゆとりを与えてくれる。会社での出来事がもしかしたらネタになるかもしれない。ブログで調べ上げたことを会社の同僚との話の種になることもある。
これが兼業ブロガーのウィンウィンの法則です。
ですが、プロブロガーになれば、会社での拘束時間(僕の場合は1日14時間程度)この時間が丸々フリーになるわけですから、密度の濃い記事も書けるだろうし、面白い取材もできる。そう考えるとプロブロガーにはやはりブログの内容では劣ってしまうかもしれない。
これはもう、相当の覚悟を持った方がいいかもしれない。そして、ブログを書くことが好きであるということが一番大切ですね。
兼業ブロガーでもある程度の収入を得ることはできます。プロブロガーはそれを全てブログで稼ぎ出さないといけない。
そして、ブログというか早い社会の流れにいかに柔軟に対応していくか。
これが大切です。新しい技術があったらすぐに取り入れてためしてみたほうがいい。僕も兼業ブロガーですが、新しい試みをするためとして、ようやくワードプレスでのウェブサイトを構築することにしました。
時代の流れに常についていく、いつでも柔軟に対応して進化していかないと長い間プロブロガーとして生きていくことはできないんじゃないですかね。
あとはプロブロガーとして一定以上の知名度を稼ぎ出してファンをいかに多くつくるか。これに尽きると思います。
今更ながらプロブロガーになるためにはどうすればいいか考えると、
覚悟が必要ということと、楽しくブログが書けること、時代に柔軟に対応し続けること。このあたりが必要じゃないかと僕は思います。