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離婚する人が急増!何故そんな早くに離婚に踏み切るのか?

周りの3分の1位が離婚に踏み切る驚愕の事実

厚生労働省HPより引用

僕は現在結婚生活14年目に突入しています。それはそれは紆余曲折ありました。ですが最近周りで離婚が急増しているんです。これは一体どういうことか?

上のグラフは厚生労働省のHPから引用したものですが、まぁ離婚率はどんどんと右肩上がりになってきているのが読み取れますね。

このグラフは平成20年までの、いわゆる8年前のものです。今ではもっと離婚率が上がっているそうです。詳しい数字が出ていないので割愛しますけど。

そんな中というわけじゃないんですが、僕の知り合いもどったんばったん離婚劇ですよ。おいおいどうしてそんな簡単に離婚する!?

と、ツッコミを入れたくなるほど離婚していく人たちが多い。

ケース1 夫の浮気

これは奥さんの友達の話です。夫の浮気が原因で離婚になってしまったというケース。ちなみに僕も出産祝いを持って奥さんと一緒にお見舞いに行ったんだけどなぁ・・。あの旦那さんはとても人が良さそうだったのに・・。

まあ人は見かけには寄らないというわけですね

ケース2 夫のギャンブル

これも奥さんのお友達です。奥さんのお友達は半数近くが離婚しているけど大丈夫か・・・?

これは聞いていて納得ですね。旦那さんが家にお金を入れてくれないらしい。それどころか子供のために貯金をしている通帳から勝手にお金を引き出してはギャンブルを繰り返してしまい、生活が成り立たなくなったから離婚したというケース。

ケース3 夫がうつ病を発症して退職

僕の知り合いなんですが、仕事を転職してうつ病になってしまったんです。そして、会社に行けなくなってしまって退職。その反動で、経済苦になり離婚をせざるを得なくなってしまったというケース。これは話を聞いてみれば夫婦の絆が弱かったんじゃないかなぁって思いますけどね。

簡単に離婚に踏み切る人たち

実は紹介した3つのケースの内、1番目の人が今度再婚を果たすんです。そして、今住んでいる長野県から旦那さんが住んでいる他県へと引っ越すことになりました。

それはそれはおめでとうございます。と祝福の言葉をかけたんです。ですが先日奥さんがその人とランチに行った時のこと。

「旦那の実家が私のために家をリフォームしているらしいけどお金を出したほうがいいかな?」

これを聞いて、僕は??と思いました。結婚するにあたり家をリフォームしてくれるなんていうのは素敵な話ですよね。お金を出すかって言っていたけど、そこは甘えてもいいんじゃないかなって。

だって、これから嫌でも夫婦生活が始まって財布は1つになっていくわけですから。

どうしてそんなことを考えているのかと奥さんが問いただしたところ

「だって、簡単にこっちに戻ってこれなくなっちゃうじゃん」

と言ったらしい。それって、離婚をすでに前提として考えての結婚なんですかーーー?そりゃ今回もうまくいかないぞって思っちゃった。

離婚はお金もかかるしドロドロするということ

今や3組に1組が離婚をする時代になってしまいました。ですが、離婚っていうのは経済的にも精神的にもヘビーな出来事です。

当然財産は半分半分になるわけです。

PRESIDENTという雑誌のバックナンバーを図書館から借りてきたら、離婚のお金のことが書いてありました。

まさにビンボー夫婦な僕たち(笑)

まず目に留まったのが慰謝料で、相場は100万〜300万円。

そして養育費が月に6万〜8万円。

婚姻費用が8万〜10万円。この婚姻費用って初めて聞きましたが、離婚までの別居期間に夫婦のどちらかが一方に支払う生活費らしいです。

相手が専業主婦だったりすれば収入はないから別居すら難しいケースもありますからね。

そして弁護士費用が60万〜100万円。

まさに泥沼試合です。精神的にも嫌な区切りなのにお金もドロドロとかかるわけです。

結婚を甘く見ないほうがいい

これは僕の持論ですが、結婚を甘く見ないほうがいいですよ。僕は23歳で結婚して、24歳で親父を亡くしました。

結婚式で僕の親族と初顔合わせをしたばかりの奥さんですが、急に義理の父が他界したということで大変な苦労をしたんです。僕が住んでいるところは田舎なので、お葬式やら何やらになると近所のおばちゃんや親族が手伝いに来る。

それこそ百戦錬磨のおばちゃん軍団が押し寄せる中、当時の奥さんは24歳。もうおばちゃんパワーに圧倒されて相当大変そうでした。

結婚っていうのは当事者だけの問題じゃなくて、両家の問題にもなるわけです。特に住んでいるところが田舎だったりすると、その繋がりは都会のそれよりも深いんです。

相手の親族とも繋がらないといけない時がくるし、考え方のギャップもあるわけです。ですが、それらをひっくるめての結婚ということですから。

それは仕方がないところがある。中途半端な気持ちで結婚すると、こういう時にカウンターパンチを食らうんですよ。本当に。

ただ、そういったネガティブなことを考えていると、いつまでたっても結婚なんかできやしないです。真逆のことを言いますが、結婚って思い切りが必要です。

僕も奥さんとは交際して5年くらい経過してから結婚したわけですが、別にその時どうこうっていうわけでもなかった。とりあえず社会人になったし結婚かなって。で、気が付いたら14年経過ですよ。

今では子宝に恵まれたので、結婚してよかったなって思います。

離婚していけないわけではないが、冷静になろう

ただ、結婚生活が破綻しているのに続けていてもマイナスです。ですが、離婚するとなるとデメリットもかなり多い。一度冷静になりましょう。

離婚後の自分の人生をきちんとシュミレーションしてください。子供がいてシングルマザーになってしまうと、実家など頼れる場所が近くにないと就職すら難しくなります。そうなってくると、いわゆる格差社会の渦に飲み込まれてしまう。

そういったことを総合的に考えて、それでも自分が現状よりも幸せになれるということであれば踏み切ればいいんじゃないかな。

浮気をしている人と一緒に過ごすのは嫌だし、お金を入れてくれない人と一緒でも困る。人生は1回きりで、あなたの人生はあなたが舵をとって決めるべきです。

後悔のないように選択をしていかないといけないですよね。新しい人生を踏み出すあなたに幸せが訪れますようお祈り申し上げます。

ゼロゼロもへじ