君が代問題
君が代問題って、今はもう当たり前のようになってきていますよね。君が代問題が勃発したのって僕が確か高校生くらいの頃でしたかね?
確か中学生の頃は、卒業式で君が代を斉唱した気がするんです。ですが、高校生の卒業式の時は君が代を歌った記憶がない。
学校の先生に言われたんですよね。
「君が代斉唱は強制ではないから、歌いたくないものは座ってもいい」
って。
おお!そうっすか!
そりゃ座っちゃいますよ!と、イケイケの高校生だった僕は君が代斉唱が始まった瞬間に一番に着席をした卒業生だと思います。
僕に続いて、かなりの人数が着席して君が代斉唱を聞いていたかもしれない。
そもそもなぜ君が代を歌わなくてもよくなったかって、はっきりした理由を教師から聞いていなかった。だけど中高生時代って面倒臭いことは嫌いだし、ちょっと悪に染まったりする期間でもあります。
そりゃ歌わなくてもよくなったって言われれば、面倒臭いから歌わないよ。
こんな感じで僕の中高生時代の君が代問題は、特に問題提起も何もなく自然に歌わない方向で進んでいましたね。
ところがですよ、大人になるにつれ思うわけですよ。君が代をなんで歌わなくても良かったのかって。
オリンピックとかで選手がメダルを獲るでしょう?表彰台にのって国家斉唱。君が代が流れるわけですよ。あれが大人になったらカッコよく見えたんです。
海外旅行に行くと愛国心が湧いてくる
僕は新婚旅行でイタリアに行きました。ただの新婚旅行ならすごく楽しかったんでしょうが、旅行中でインフルエンザっぽい変な病気にかかってしまったんです。
そんな時、イタリアのご飯もちょっと自分には口に合わなくて元気がなくなっていた頃、近くに日本食のレストランがあるっていうので熱が引いてから行ってみたんです。
そうしたら1週間近くイタリアンを食べ続けてきたせいもあってか、日本食がめっちゃくちゃ美味く感じるんですよ。
ああ、これぞ祖国の飯だって。こういう時に日本って遠くイタリアに来てわかったけどやっぱりいい国なんだよなぁって。
実感ができたんですよね。これはこれで貴重な経験です。
そして、大人になって子供が生まれました。彼らの入学式やら卒業式やらにイクメンだから出席しますよ。
そうしたら君が代が流れるのです。大人になって聞く君が代ってなんだかいいよなぁ・・・。って今更ながらに思えるようになったんですよ。
年を重ねると愛国心が生まれてくる
やっぱり人間として生まれて、世界各国ある中で日本人として生まれてきた。そんな当たり前のことなんですが、大人になると日本っていいところだなって。
愛国心が湧いてくるんですよ。そりゃ政府が間違ったことをやってブーブー言ったりもしますよ。ですがそれっていうのはやっぱり国のことを思ってブーブー言っているわけですからね。
特にね、節目節目になると君が代やら日の丸っていうものがいいなぁって感じられるようになってくるのです。
若い頃って、何かと違うことをやるということがかっこいいわけですよ。君が代を歌わなかった自分を自分たちで勝手にかっこいいって思っていた。
明確な理由もなきゃそうでしょう?そんなもんだったですよね。自分たちが若い頃って。
今の若い世代の人たちはちゃんと考えてると思いますよ。考え方が明らかに大人ですからね。
子供達も大きくなってきたし、日本人でよかったなって思えるようになりました。
卒業式は感動したぜー。