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サラリーマンが「多動力」を読んで共感したこと・実践しようと思ったこと

多動力を読んでみた

僕は堀江貴文さんの本は結構読んでます。話題になってちょっと気になっていた

「多動力」

ようやく手にして読んでみたので、感想などを書いていきます。

まずは多動力というものは何か?

これは、

「いくつもの異なることを同時にこなす力」

とのことです。

今の世の中、終身雇用なんかとっくに崩壊している。それこそ将来を保証されているのは公務員くらいのものである。

もし明日から会社に来なくていいと言われたらどうするか?

今僕自身が行ってる多動力を考えてみた

・会社員

・ブロガー

・エンジニア

・たまにイラスト描き

・たまに音楽製作

・最近はユーチューブのプロデュース

などが挙げられます。当然サラリーマンを軸とせざるを得ないので、平日からたまに土日も朝から晩まで拘束されています。ただこのままでいいのか?というと、僕は自分が働いている会社の将来を信用していません。

なぜならば、僕が働いている業界は先細りが見えていて、ピークも頭打ちです。そういった産業で働いていて、定年まで勤めあげられるか?というと、疑問です。

会社が先に潰れるか、もしくはリストラされるか、さらには自主退職しているか。とにかく、会社を勤め上げるイメージが全くわかない。

そういうわけなので、僕自身も現在いろんなことに手を伸ばして自分の生きる道を探っています。まさに多動力という本は、自分がこの先進むべき参考になるであろう本だと期待を込めて読みました。

会社に自分の代わりができる人間はいるか?

多動力のなかに、

「肩書きを三つ以上もて」

という部分があります。いかに仕事ができる人間であっても、自分の代わりができる人間がいればあなたの希少価値はない。

だけど、肩書きを二つ持つことによって、100人しかできない仕事に100人しかやれない肩書きを持てば乗算で1万人に1人の人材になれる。ではもう一つ肩書きを増やすとどうなるか?

100万人に1の希少価値を持つ人材になれるという理屈です。ふむふむなるほど。これは会社の中であっても同じですよね。僕が勤める会社で、いわゆる現場で仕事をする

「エンジニア」

仕事を取ってくる

「営業」

その2つを管理する

「管理」

といった主に3つの部署にわかれます。僕はもともとエンジニアでした。ここに今僕はちょっと営業にも足を浸かり、管理もしているなんとも中途半端な場所にいます。

ですがこの3つの業種をかじってる人材は、うちの会社では少ない。まさにレアな人間だ!

と思いました。

多動力には章が終わるたび、JUST DO ITというチェック項目があります。

ここの章に書いてあるチェック項目をやってみて愕然。

まずは自分が抱えてる仕事を書き出す。そのうちバイトやパート・同僚、上司でもできる仕事を赤ペンで潰す。残ったのが「自分がやる仕事」ということになる。

万が一全ての仕事を赤ペンで潰せたら希少価値はゼロの人材ということになるわけ。やってみたら、見事に赤ペンで潰せるじゃないですか・・・。

自分で自分をちょっとレアキャラクターと思っていたものを覆されてしまいました。

イベントなど準備に時間かけてはいけない

もし、あなたが会社でイベントなどを企画するとします。どのような準備をしますか?僕は結構なビビりですから、自分で企画を立ち上げたら入念な準備をすると思うんです。

これが多動力ではダメと書いてあります。理由をみてまさに納得。

まず、イベントを心配していて準備期間が伸びてしまうということ。心配が心配を重ねすぎて、イベントを実行に移す勇気までなくなってしまう。

そうではいけない。イベントを立ち上げたらまずは大まかな日程を先に決める。準備はあとからでいい。なんでも見切り発車で進めていって、その時々で修正をかけていくやり方。この方法じゃないとダメだということ。

自分が逃げの口実の為に、発進できないなんて本末転倒。準備をしながら、もしくはイベントをしながら少しずつ改善していく。そうしてイベントを回数こなすことによって、完成度をあげていくという手法。

最初のイベントなんか大成功に終わるのかというと、そうでもないでしょう。回数をこなすごとに満足度を挙げていけばいい。

完璧主義になりすぎない。完成することを望むのではなくて、完了させるということ。この言葉には激しく共感。

サルのようにハマれ!

多動力のなかに

「サルのようにハマれ!」というフレーズが出てきます。これは、超耳が痛いですよ。とにかくハマれ!ということなんです。もともと子供って、好奇心が旺盛です。その子供時代の好奇心を大切にしろ。ということ。

理由は、やはり何かで頭抜きん出ようとするには、相当なハマりが必要。偉い学者さんやエンジニアってかなり変わった人間が多いそうです。

それはハマり方が尋常でないから。言われてみれば、ぼくも子供の頃はテレビゲームにどハマりしていました。が、親になってから子供にはゲームにどハマりさせるかというと、やっぱり制限させてしまう。

日本の学校って平均化を覚えさせる工場に成り下がっていて、何か一つの才能を大人が潰してしまってる。これは耳が痛いですよね。

うちの子供も相当ゲーム好きなんです。だけど時間がきたらストップさせてしまう。このリミッターを外してやらないと、先に進めない。

スマホを使って多動力!

実際に堀江さんはスマホをメインに使って仕事をしていると書いてあります。今ではフリック入力がパソコンで文章を打つのと同じくらい速くなったということなので、パソコンがなくても生きていけると書いてある。

僕はまだまだパソコンが手放せません。やはり長文を打つには脇にスマホやiPadを置いて、パソコンで文章を打ってしまう。

これをスマホだけでこなせるようになるか?

多動力を読むちょっと前に、僕は人生を100倍面白く生きる為に自分でいろいろな試みをしだしていました。

確かにスマホをもっと活用すれば、いろんなことを同時にできる。例えば、会社の昼休みなどにはKindleで次に読むべき本を読む。そして、感想をセクションごとにまとめておいて、パソコンで一気に仕上げるということを始めました。

この多動力の感想もその一つ。もっとスマホを活用せよ!

多動力で面白かった部分

この本を読んでいると、刺激になってやる気がすこし出てきます。そんなときにこれを見て

ズコーっ

となりました。

これはきちんと睡眠をとらないと、本来のパフォーマンスを発揮できないよ!という章に出てくるJUST DO ITです。

ズコーでしょう(笑)

多動力を読んで実践に移す予定をまとめてみる

多動力はテンポよくサクサクと読めるので、1日あれば簡単に読破できました。

この本を読んで、自分なりに改善していこうと思ったことをまとめます。

・見切り発車でいろんなことを実際にやってみる

・周りの目を気にせずにサルのようにはまってみる

・スマホをもっと活用する

・自分の時間を奪う人間とは距離をおく

まずはこの4つから初めてみる予定です。

多動力にも書いてありますが、とりあえずやってみるということはとても大事。とりあえずやってみて、自分なりに修正・アレンジを加えていきます。

この多動力に書いてあることは極端なところも多いですが、概ね間違っていない。ここまで徹底的に実践できれば最高だと思います。

ただ、そこにリミッターをかけてしまうサラリーマンである自分もいる。

この辺りを少しずつリミッターを解除していけるように、とりあえずできることからやってみたいと思います。

今の時代にこの本はとても勉強になります。

ゼロゼロもへじ