もうこの問題は一生解決しないんじゃないのかって思うんですが・・。この前「保育園落ちた日本死ね」というツイートが日本の現状を表しているということで、結構な話題になりました。
僕は子供が4人いて、地方在住です。上の子供たちはみんな保育園に入りました。基本未満児ではなくて3歳を超えて年少から入りました。
奥さんが入院した時期は次男を未満児のまま入れた期間もありましたけど。
年少からなら地方の保育園は、9割以上は入ることができます。実際に僕が住んでいる地域ではそうなんです。
未満児になってくると、自分が希望した保育園に入れないことがありますが、基本的にどこかの保育園では受け入れてくれる。
一応懐の広さが僕が住んでいる地域ではあるわけです。
都会で保育園に子供を入れようとした人が、あの手この手を使っているということが度々ニュースに上がってきます。
一番びっくりしたのが偽装離婚ってやつですよ。バツイチシングルマザーという設定なら保育園に入る確率が上がるということで、平気で離婚を偽装する。
そこまでしないと保育園に入れないという。
このニュースを見たときはなんて異常な世界なんだ!ってビビってしまいました。おそらく東京で共働きをしている夫婦にとってはそれほど死活ラインになってくるのかもしれないですが・・。
こんなこと、地方で暮らしていればありえないですからね。やはり東京は人口密度が高くて保育園の割合に比べて子供達の数の方が多いということですね。
需要が供給を圧倒的にうわまってしまっている。
ただ、僕が思うに保育園だけではないですよね。小学校低学年の頃って、下校が早いです。最初の頃なんて親が迎えに行くんですよ。給食を食べたら。
それこそ仕事にならないわけですよね。
保育園は長い時間預かってくれますが、小学校になるとそうはいかないんです。一応児童館といった放課後預かってくれるセンターもありますけれど。
小一の壁とよく言われますが、ここでも共働き世代は一つの壁にぶち当たるわけです。
今の時代、相当いい企業でないかぎりは子供を産んで保育園に預けて正社員としてフルに働き続けられるところは少ないでしょうね。
さすがの田舎であっても、ちょっとハードルが上がってきます。それは子供が体調不良などを起こしたら保育園に迎えに行かないといけないから。そうなると会社を早退などしないといけなくなる。
核家族で子供を育てるとなると、それなりに壁がそびえ立ってくるわけですよね。少子化問題どうすんだって叫んでいても、このあたりの問題があるかぎり安心して出産育児に望めないのが日本の現状ですから。
僕も奥さんが入院したときは、未満児の次男を保育園に期間限定で入れたけれど、何度か呼び出しを食らっては会社を早退しましたから。
あれが何度も続いてくると、会社で働きずらくなっちゃいます。子供がいない同僚にはこういった事情を理解してもらうのが難しいですし。
子供がいるからってだけで、優遇されるのも面白くないでしょう。
すべての人が平等であるということは、この時点ではありえないですから。
保育園の先生って過酷ですよ。保育園の先生の給料が安いってことでこちらも問題になりましたが、業務は過酷。
朝は早いし夜は園が閉まるまで。土曜日も交代ですし、常に目を光らせていないといけない。先生一人当たりでどのくらいの子供を見るのかわかりませんが大変でしょう。
今ではモンスターペアレンツも多いですし。
公務員の中でも学校の先生も大変だけど保育園の先生も大変です。
逆に僕は県庁やら市役所は土日に営業してもらいたいって気持ちが強いんですよ。住民票や戸籍謄本・パスポートを取ったりするのって基本的に役所がやっている平日だけになってきます。
だけど大半の人間は土日休みが多いわけです。だったら土日は営業して欲しいんですよね。平日に不定期で休みにしてもらえないと、それこそ各種書類を取得するために昼休みにダッシュをしたり何度もしてきました。
住民票などは委任状で他の人にとってもらえるけれど、パスポートは本人がいかないとだめだったからな。
だけど平日に時間が取れない人はどないせーっていうんじゃいって当時思いましたけど。
もう都会に集まるのはここら辺で考えていかないといけなくなってきましたよね。今では地方に住んでいてもバッチリと仕事があったりします。
なので、狭苦しい都会に住んでいないで地方に移住をしてみてはどうですかね?
もちろん仕事の都合などで無理な人が多数でしょうけど、まだ行動ができる人たちは思い切って移住してみるのもいいと思うんですよ。
土地は安いし、自分の家は比較的安価に庭付きで建てられます。子供を育てる環境は最高だしストレスがなくなりますよ。
保育園問題はなかなか解決できません。だったら、自分たちが地方へ歩み寄っていけば新しい何かが開いてくると思いませんか?