長野市松代町といえば、真田家で歴史的に有名な城下町です。
その松代町に「旧横田家住宅」と呼ばれる国の重要文化財に登録されている建物があります。この旧横田家住宅は、18世紀末頃に建築された建物です。
面積1579平方メートルの敷地に主家・表門・土蔵の5棟が建っているんですが、多くの人材を輩出した屋敷です。
「富岡日記」で知られる和田英。これはNAGANO検定の問題にもなっていますが、富岡製糸工場で技術を学んで松代に戻ってきた人です。西条に製糸工場を大里忠一郎が設立したのち、教婦として創業に尽力した人です。
撮影禁止という項目はないので、バッチリと取材してきます。
ちなみに
旧横田家住宅
入場料
一般 200円
小・中学生 100円
(土曜日は小・中学生無料)
開館時間 9時〜17時
年末年始は休み(12月29日〜1月3日)
となっております。
中に入ると早速主屋があります。靴を脱げば中も入ることができます。
うーん。風情がありますね。
なんだかノスタルジックだ。
本当に時代劇にでも出てきそうな部屋ですね。
中は割と広いです。
中から外を見ています。
こちら側も外を見ています。庭園がちょうど見えますね。これは見事な庭園ですね。当時の旧横田家の人たちはこの庭を見て和んでいたと思うと感慨深い。
部屋は繋がっております。
昔のおばあちゃん家というイメージですね。
お座敷です。
この大きな瓶はなんだろう?
隣の部屋に移動します。
こちらには囲炉裏のようなものがあります。
横田家の人々の解説が貼ってありました。
これが和田英の富岡日記ですね。
奥にはお勝手があります。今で言うところの台所です。
ここで料理をしていたんですね。
ここだけ畳じゃないんですね。
うーむ釜戸だ。
水道は現代でつけたんですよね。当然ですよね
屋根です。
主家は全部見たので、外を見ます。
外もいいですね。風情があって。和むのは日本人としてのDNAがそうさせるのか?
蔵があります。
小さな池みたいなものもありますね。
ずんずんと進んでいきます。
土蔵です。
こちらは菜園。大きな畑も備えていたんですね。
風情のある趣です。
庭園の奥です。
畑は大きい。これを管理している人って大変ですね。草一本も生えていないほど綺麗です。
ここで行き止まり。
旧横田家の主家を撮影するには庭園から見た図がいいですね。
旧横田家には幕末から明治・大正・昭和にかけて大審院長、鉄道大臣、最高裁判所長官など多くの人材を輩出してきました。
松代といえば真田家や文武学校・海津城などが有名ですが、この旧横田家も穴場的歴史スポットなのでぜひお立ち寄りください。
素敵な場所ですよ。
なにより混んでいないから貸切でじっくり見れます。
楽しい史跡巡りです。